普段読まない分野の本もたまに見る

普段読まれる本の分野は
人によって偏りがあるもの
だと思います。
  
例えばビジネス書をよく読む人でも
スキルアップ分野の本を
よく読む人もいれば、
自己啓発分野の本を
よく読まれる人もいます。
  
  
ただ一つ注意したいのが、
その逆にあたる、
普段読もうともしない
興味のない分野の本にも
目を向けてみた方が良い
という事です。
  
なぜそのような事を勧めるのか
と言うと、これは本を出版する側の
立場に立ってみるとわかります。
  
  
本を出版するにあたっては、
基本的に「今までにない本」を
出そうと考えます。
  
同じような本を出しても、
元々ある本を買えば良い
となってしまい、そもそも
買う必要がなくなってしまうからです
(つまり売れないという事)。
  
極論に聞こえるかもしれませんが
書かれている内容の主義主張は、
分野的には今までの本と
それほど変わらないけれど、
表現方法やアプローチの仕方、
切り口などを変化させながら
本を作っていき、
独自性を出しているのです。
  
同じような本であれば
読者さんはそもそも買う必要がないと
思う事は、本を作る側も
分かっているわけです。
  
  
これを踏まえて考えると、
例えば「節約」という分野があったとき、
「どうせ家計簿だろ」
「セコい事するんだろ」といった
先入観があって普段読まないでいるとしたら、
本を出す側の立場に立つと、
そういった事を思わせないような
本を作ろうとしているという事です。
  
つまり、今までとは違う表現で
表された内容を見ることで、
今まで読まず嫌いだった分野の事から
新しい気づきや発見を得られる
可能性が高まるのです。
  
  
なので、そういった機会を
逃すことがないように、
毎回ではなくて良いのですが、
たまに普段見ない分野の棚に
目を向けてみることをお勧めします。

 

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ABOUTこの記事をかいた人

角田 和将(Tsunoda Kazumasa)

速読コーチ/ビジネス書著者/認定テクニカルアナリスト(CFTe®)

著書に6ヶ月で10万部を超えるベストセラーとなった「1日が27時間になる!速読ドリル(総合法令出版)」をはじめ、『速読日本一が教える すごい読書術』(ダイヤモンド社)、『出口から考えるFX』(パンローリング)などがある。著者累計は15冊で33万部超え。