チャンスの神様は○○しか持っていない

私は定期的にイントレ体験会や出版記念などで講演をする機会がありますが、よく言われる言葉に「今回は予定が合わないので、次回参加します」というのがあります。
  
もちろん予定があるのが理由ならば仕方ないわけなのですが、案外安易に決めている人も多いような感じのする事がよくあります。
  
  
私も師匠から「チャンスの神様は前髪しか持っていない」とよく言われていましたが、実際私自身も成長するにつれて、その言葉の意味は非常に体感できるようになってきました。
  
まず、私は投資の師匠から105万円でコーチングを受けましたが、それから数年後、コーチング料は2倍以上に跳ね上がっていました。
  
もしその時に「もう少しお金が貯まってから」とか、「仕事が忙しいから落ち着いてから」と考えていたら、そのチャンスは逃していたわけです。
  
さらに言えば、今でこそ皆さんの前で講演する機会が様々な形で頂けているものの、私は元々そんなに話し上手ではない上に、典型的理系人間というところで、全てをオンラインで済ませてしまいたいと思う事があっても何ら不自然ではなく、もし本当にそうなれば、直接話を聞く機会はなくなるのです。
  
もちろんこれは私自身の考えに過ぎない事ですが、結局これはどの人であっても多かれ少なかれ同じ事が言え、同じ人がいつまでも同じ環境を提供し続ける事ができなくなる可能性もあるという事です。
  
  
逆に、「次回参加します」という人は、結局次の機会も先送りしてしまう人なんじゃないかなと思います。
  
実際、師匠やメンターの方々の動き方を見ていると、決断と行動のスピードが桁違いに速いです。
  
よく言われる事ではありますが、実際間近で見ていると、先送りする人とはスピード感の雰囲気が明らかに違います。
  
そんな環境の中で、先送りする癖がついてしまっている人が成長するというのは、かなり難しい事になるのです。
  
仮に成長していたとしても、そういった方々はもっと先に行ってしまっているので、相対評価で見ると成長感がゼロまたはマイナスになってしまうので、その継続性が落ちてしまうのです。
  
  
なので、チャンスや機会があると思った時、もしそれが自分にとって本当に必要だと直感的にでも思ったのだとしたら、とりあえずそのチャンスは逃さないようにする事をお勧めします。
  
例外は一点だけあり、それは投資トレードの時です。
  
相場の世界だけは、チャンスは何回でも来るので、チャンスの神様の前髪を掴もうと(チャート張り付き状態に)無駄に時間を使ったり、後ろ髪を掴もうと(飛び乗り売買しようと)必死にならず、自分にあったタイミングのチャンスだけを待てば良いと思います^^



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ABOUTこの記事をかいた人

角田 和将(Tsunoda Kazumasa)

速読コーチ/ビジネス書著者/認定テクニカルアナリスト(CFTe®)

著書に6ヶ月で10万部を超えるベストセラーとなった「1日が27時間になる!速読ドリル(総合法令出版)」をはじめ、『速読日本一が教える すごい読書術』(ダイヤモンド社)、『出口から考えるFX』(パンローリング)などがある。著者累計は15冊で33万部超え。