理解力を上げたいなら○○○○力を上げる


本を読んでいる時になかなか理解できないと悩んだことのある経験は皆さんあるのではないかと思います。
  
今日は理解力を上げる手段を一つご紹介してみようと思います。
  
  
多くの場合、そもそも理解の定義が曖昧だったりするのですが、文章を理解する時にやっているプロセスを単純に言うと、言語をイメージに変換している事になります。
  
例えば勉強法の本を読んでいる時、そこに書かれている方法を自分の分野に置き換えたらどんな風になるかな…ということを考えながら読んでいると思います。
  
つまり、言語をイメージに変換する力を上げる事、もっと端的に言えばイメージ力を上げる=理解力を上げると考える事ができるのです。
  
  
イメージ力を鍛える手段は比較的世の中に多く出回っているので、自分が楽しんで出来るものを選択すれば良いと思いますが、例えば、あえて言語ではなく、音楽やアロマなど、視覚以外の領域でイメージ力を鍛えてみると勉強っぽくなくて取り組みやすいかもしれません。
  
例えば、あるオーケストラを聞いて、タイトルは見ずに、どんな風景がイメージできるか試してみる、といった感じで、実際にイメージしようとするだけで良いです。
  
もちろん、最終的には言語からのイメージ変換をしないと、ただの音楽鑑賞になってしまいますが、イメージ力を鍛えるという点では何も言語にこだわる必要はないという考え方が重要なのです。
  
  
というわけで、理解力を上げたいと思われる人は、イメージ力を鍛えようとしてみることをお勧めします。
  
ちなみに、ドラゴンクエストの音楽作曲で知られる、すぎやまこういち先生曰く、ゲーム音楽には聞いた瞬間にイメージしてもらいたい情景がパッと浮かぶような記号のような要素を含める必要がある、という事なので、イメージ力がないと思っている人はこういった音楽を活用するとやりやすいかもしれません。

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ABOUTこの記事をかいた人

角田 和将(Tsunoda Kazumasa)

速読コーチ/ビジネス書著者/認定テクニカルアナリスト(CFTe®)

著書に6ヶ月で10万部を超えるベストセラーとなった「1日が27時間になる!速読ドリル(総合法令出版)」をはじめ、『速読日本一が教える すごい読書術』(ダイヤモンド社)、『出口から考えるFX』(パンローリング)などがある。著者累計は15冊で33万部超え。