選書に必要な2つの観点とは?

NY_Kinokuniya

先日たまたまTwitterを見ていたら、以下の記事が表示されてきました。

毎日1冊、60年読み続けても、1年に出る新刊点数(ここ最近だと大体年間8万部くらい?)さえ読み切ることができないという現実・・・。
  
  
もちろん速読を身につけて、ある程度カバーできる部分はあるにしても、現代は書籍だけではなく、SNSなどの新しいサービスからの情報収集量も増えているので、やはり今後は収集する情報源を選別していくスキルを磨いていく必要があるのかなと思いました。

なので今日は「選書」というキーワードで記事を書いてみたいと思います。

本を探すときは「差し」から探す

本を出版する前までは、私は本を探すとき、基本的に「差し」と呼ばれる場所から本を探していました。

「差し」とは、書店の本棚に差し込まれ、背表紙が見える状態の陳列方法で、これと対象にある陳列方法が「面陳」とか「平積み」と呼ばれるもので、表紙の部分が見える状態のことを言います。

一般的には面陳の方が書店に来る人の目に留まりやすいのですが、陳列場所のスペースを多く取るので、売れている本が優先的に面陳されることになります。
  
  
ただ私は、本を出版するまでは、むしろ目立ちにくい「差し」の中から本を探していたのです。

なぜそうしていたかというと、面陳になっている本は売れている本なので、みんな内容を知っていたからです。

つまり、読まなくても周りの人からの情報で、その内容をある程度知ることができてしまうのです。
  
  
さらに言うと、速読で本の選別スピードが上がっていたこともあったので、点数で見ればかなり多くなる「差し」の本であっても、それほど苦を感じずに選別できる状態だったこともあり、基本的に「差し」から本を探すようになりました。

書き手の人は条件が違うので要注意

しかし、本を出版するようになってからは、その選書方法が変わりました。

簡単に言えば「面陳」の本もきちんと読むようになったのです。

なぜ私が面陳の本も読むようになったか?
  
  
それは、売れている本には必ず売れている理由があり、それを知るためです。

基本的に売れ続ける本ほど、読みやすく作られていたり、読者を引きつける表現方法が織り込まれているなど、書き手の立場の観点で必ず何かしら光っているポイントが存在しているのです。

私も何冊か出版をしてきていますが、必ずこれらに対する考慮をしてきています(もちろん100%要望を実現できるわけではないですが)。
  
  
つまり、読み手だけの立場で考えれば「差し」から探した方が、自分にとっての良書に出会う確率が上がるのですが、書き手の立場で考えると、世の中に広く受け入れられているベストセラー書を見る価値は大きいのです。

「面陳」も「差し」も、観点を変えながら選書する

実際、ブログ記事などを見ていても、売れている本以外から本を探すことを推奨している記事はちょくちょく見かけましたが、ブログ記事はブログをやっている人の方が積極的に読もうとすることを考えると、ブログをやっている人がその選書をそのまま鵜呑みにすると、ちょっとマズいんじゃないかな・・・と思いました。
  
  
ただそもそも、情報をインプットしてそのままということはあまりなく、仕事上の書類作成など、何かしらのアウトプット作業も多くの人がやっていると考えると、大半の人は「面陳」も「差し」も、どちらもそれぞれ違った観点で両方とも選書対象としていくべきなのかな・・・と思います。

書き手としての気づきや学びを放棄しないように注意しましょう^^




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ABOUTこの記事をかいた人

角田 和将(Tsunoda Kazumasa)

イントレ講師/トレーダー/ビジネス書作家

著書に6ヶ月で10万部を超えるベストセラーとなった「1日が27時間になる!速読ドリル(総合法令出版)」をはじめ、「速読日本一が教える1日10分速読トレーニング(日本能率協会マネジメントセンター)」、「貯金ドリル(総合法令出版)」等がある。著者累計では6冊出版で20万部。執筆活動の傍ら、速読指導やMT4等でプログラムも書いて自動売買もやってます。