こんにちは、角田でございます。
今まで都度都度、各所からご要望をいただいていたトレードコーチングを始めていきます。
まずはトレードコーチングを始めようと思った経緯からお話します。
トレードコーチング受入枠を設けた経緯
誤ったテクニカル情報の氾濫
先日、別記事で国際テクニカルアナリストになったことをご報告させていただきました。
自分自身のスキルを第三者評価していただく過程で、基礎レベルからテクニカルについて復習していったわけですが、その後、Twitterなどでテクニカルに関する情報を見ていると、結構間違った知識で活用して、うまくいっていないケースが散見されるように思いました。
たとえば「移動平均線のテクニカルが効いている!」と言いながら、実際には時間軸をずらして、あたかもテクニカルが効いている形状に見えているだけのチャートを出すなど、単純に無意味なつじつま合わせをしているだけの状態をテクニカルだと勘違いしている事例などなど…。
相場は多数決の世界なので、ある意味みんなが「移動平均線が効いている!」と思えば、その通りに動く側面は無きにしも非ずですが、そんな不確定な要素で売買タイミングを計ろうとすれば、いずれは「テクニカルは使えない」という結論に至るでしょう。
そもそもテクニカル分析はトレードの売買タイミングを計るために使われるもので、買いや売りを予想するものではありません。
売買タイミングと、そのときの損切りポイント、利確ポイントの目安を導き出すもので、買いの場合、売りの場合、両方の観点で見るのがテクニカル分析になるのですが、根底から誤解している情報発信が多いなあ…と思ったのです。
本物ほどクローズド環境に隠れつつある
そんな状況だからなのか、先日たまたま投資仲間の一人と会った時、「知人からコーチング依頼されて、今年からやってみようと思っている」という会話になりました。
別なビジネスで元々お付き合いのある方から依頼されたそうなのですが、いろいろ勉強してきたけれどFXで損失を重ねまくってきたらしく、たまたまトレードの話題になった時に、投資仲間は知識も経験もしっかり持っていたので、そういう話に至ったようです。
実際の活動内容を聞いていると、やっていること自体は私が昔受けたFXコーチングと大体一緒で、その投資仲間のトレードスタイルに少し寄せた感じの内容でしたが、「それならば結果はちゃんと出そうだね」というカリキュラム構成だと思いました。
この例に限らず、きちんと体系立てられて学べる環境ほど、クローズド環境(オフラインの繋がりなど)になっているなあ…と、改めて実感しています。
次の10年の生き方
同時に、投資仲間の話を聞いていて、率直に「楽しそうだなあ…」とも思いました。
元々投資分野の教育指導は、正直全員が勝てるとは言えないところがあり、個人的にはあまり気乗りのしない分野でした。
ただ去年、一昨年とテクニカル分析の勉強を改めてやってきたこと、投資仲間がやっていることなどを比較して考えると、勝てるかどうかは別として、トレードスキル自体は底上げしていけるものなんだろうなあ…という心境に変化したのです。
個人的に投資仲間のみんなに速読指導を始めてから、今年で10年という一つの節目を迎えています。
12年前、私の投資の先生がたまたまブログに「一つの節目を迎えて、これからは社会貢献できる投資家を100人育ててみたい」と書いてあったのを見つけて、弟子入り志願したのですが、干支一周した現在、私自身もその分野に少し興味が出てきました。
今まで「トレード指導はやらないんですか?」という意見もありつつ、実際に何度かこうした教育の場を作らないかという話もあったのですが、これまではどの話も進まないまま自然消滅してきました。
速読教育の活動がメインになっていたためで仕方なかったところもありますが、「何かを教える」という活動に対する10年の節目というこのタイミングで、投資教育の分野でも活動していきたいと思います。
そんな感じで、投資教育の分野に関する活動は、現状パンローリングさんの出版関係しか抱えていないため、この活動は当面、完全に私個人でやっていこうかなと考えています。
コーチングの概要
コーチングの流れ
期間は1年間とします。
コーチングを受けるに当たっては、事前に審査をさせていただきます(筆記審査とZoom面談審査の二段階)。
審査フォームより質問内容に対してご回答いただきます。
筆記審査の合格連絡はご回答提出後、10日以内にさせていただきますが、面談審査対象となった方のみのご連絡となりますので、ご了承ください。
面談審査も合格された後は、双方で指導カリキュラムを検討し、実際に取り組んでいきます(基本的にデモ口座を使っての学習となりますので、分野はFXでも株でも仮想通貨でも、ご本人が希望される分野で進めていきます)。
毎月~2ヵ月おきに、こちらから課題を提示し、それに取り組んでいただきます。
不明点や質問は都度、メッセージでやりとりしつつ、原則毎月1回は必ず、Zoomまたは対面で、取り組んだ結果のご報告をいただきながら、個別コーチングを実施する流れです。
なお、テクニカルトレードコーチングは投資助言をする場ではありません。
テクニカル分析で、出口戦略を自分の力で見い出す力を身につけてもらうことがゴールとなるからです。
買い目線と売り目線、両方を分析できる力を養っていただくことが目的で、投資判断自体はご自身で行っていただくことになるため、相場予想などのサービスを期待してのお申し込みはご遠慮ください。
なぜ「投資助言」ではなく、「投資教育」なのか?
投資助言ではなく、投資教育をやる考えとして、これは私自身がコーチングを受けるときにも指導されたことだったのですが、簡単に言えば「釣った魚を分けることよりも、魚の釣り方を教えるほうが生涯にわたって有効な財産となるから」です。
投資助言を仕事とする場合は投資助言業の資格を取得する必要があるので、「この資格を持っている業者は安心だ」と煽る方もいらっしゃいます。
しかし実態を見ると、たとえばTwitterなどで複数アカウントを作成して、いわゆる仕手を仕掛けるような形で相場を意図的に動かし、限定的にしか釣れない魚を釣らせることで“投資助言”としての結果を見せるなど、正直無意味としか言えない例もたくさんあります(もちろん、まっとうな業者さんもいるとは思いますが)。
そんな継続性もなければ、相場の変化にも対応できない(本人はそのことにさえ気づくことができない)状態になるよりも、自分自身で相場の現況を分析して、上昇する場合、下落する場合、両方の出口戦略が想定できるようになるほうが、廃れないトレーディングスキルになると私は考えています。
そういった考えを持っているので、証券会社の口座を開設して実資金を入れない状態であっても、デモ口座のみでコーチングを受けていただくことは可能です。
ただ実資金を動かすとなると、感情面の問題でこれまで正確にできていたテクニカル分析ができなくなる場合もあるので、感情コントロールに関するコーチングも、必要に応じて実施していきます。
上限人数
トレードコーチングについては受け入れ上限人数を設けます。
年度毎に上限人数を設定し、2024年度は3名を受け入れ上限とします。
これは私自身、速読講座「ActiveRead」の指導やフォロー、出版活動など他の速読関連の活動も実施しているためです。
同時に、今までいろんなところの指導状況(速読分野に限らず、教えるという分野全般)を見てきた限り、ベストなコーチング人数がこのくらいの人数かな…と思うところもあったためです。
ただ、コーチングを受ける条件はかなり高いハードルを設けており、実態としては1年に数名の方とガチンコで取り組める環境になるのかな…と思っているため、おそらく上限人数に達していることはないと思います(たぶん)。
なぜ審査制を取り入れるのか?
投資仲間がやっているコーチングの話や過去の経験から考えて、関わる人が制限されている点が良い流れに繋がっていると考えているためです。
本当は面識ある人の間だけでできれば…と思っていたのですが、コロナ禍で面識の機会自体が失われてしまったので、当面の間はオンラインからの審査制で受け入れたいと思います。
私自身がトレードコーチングを受けたときもオンラインで連絡を取って、そこから始まったので、オンラインでもしっかり情報のやり取りができれば、何とかなるかな…と思っていますが、今後このあたりは変わる(対面での面談のみ、など)かもしれませんので、ご了承ください。
コーチング料について
金額は13年前に私自身が受けた年間コーチング料(現在の税込み価格で110万円)と同じにしようと思っています。
個別コーチングレベルの投資教育は各所にたくさんあるので、どうしても私から受けたいと思う人だけが受けてくれればいいと思っているところがあるのと、速読の時と同様、まずは自分自身がやってきたことを忠実に再現することからスタートかなと思い、やることが同じならば金額も同じにすべきと考えているからです。
ちなみに私がコーチングを受けた後、師匠の年間コーチング料は200万円と、2倍になっていました。現在は定かではないのですが、下がることはないはずなので、さらに上がっているかもしれません。しかしこの分野での指導に関しては、私自身まだ経験が浅いと思っているので、そこに合わせるのは止めることにいたしました。ただ今後、状況によっては値段を上げていく可能性がある点はご了承ください。
なお、お支払い方法の条件も、私自身が受けたときと同じ条件で、現金振り込みのみにしていきます。一括払いまたは半年間隔で2分割での支払いのみの受け付けとさせていただきますので、ご了承ください。
トレードコーチングご希望の方は以下フォームより申請ください
上記、いろいろと条件を出させていただきましたが、個人的には「そんなレベルで人様にトレード教えてるの?」って方を目にする機会が年々増え続けていることに対して、「そんなことない環境もある」という意味で「とりあえずコーチングの窓口だけでも設けておこう」と思って始めているところがあるので、正直自分でも参加ハードルは高いと思っていますし、実際にコーチングを受ける人がゼロであっても構わないと思っています。受け入れる入り口が設けられていることが重要と考えています。
トレードのコーチングについては「上記の概要の条件であっても、テクニカルトレードコーチングを受けたいんだ」と思われる方とだけ密に関わる環境にしたい思いもあるので、申し込みをご希望される方におかれましては、以下フォームよりお申込みをいただければと思います。
※本サービスにおいては、金融商品取引法第2条第8項第11号に定める有価証券の価値等、または金融商品の価値等の分析に基づく投資判断についての情報を提供することはなく、かかる有価証券の価値等または投資判断についての質問には一切ご回答しておりません。
※ご質問については以下フォームよりお問い合わせください。
但し回答は個別返信ではなく、原則、本ページに反映する形で対応させていただいておりますので、ご了承ください。
https://limixceed.co.jp/blog/contact
(よくいただくご質問)
Q.投資スキルを上げるのにコーチングは必要なものなんですか?本や教材だけでもいいと思うのですが…。
A.確かに投資の知識レベルを上げるだけならば本だけでも十分だと思います。
投資に関する技術は様々ありますが、投資は結局のところ、「安値で買って、高値で売る」を実践するだけのことです。
その実践方法を様々な方法で表現されたものがテクニカル分析やファンダメンタルズ分析というものになっているだけなのです。
ただ、これだけシンプルなことをやるだけではあるものの、投資やトレードになると、それがなかなかできなくなる人が非常に多いのが実態です。
知識面は本で解決できるけれど、その後の行動については自分でやるしかなく、それをサポートする位置付けとしてコーチがいるものとお考えいただければと思います。
私自身がFXコーチングを受けていた当時を振り返ってみても、知識自体は課題図書という形で、あくまでも自分で読んで獲得する流れでやっておりました。
直接会話する内容も、何かを“教えてもらう”というよりは、自分自身の現状を見てもらい、次の行動を起こすことに対する壁を取り除く話がほとんどでした。
そういったコーチングを受けてきたので、私がやるコーチングも似たような形になるのかなと思います。
もちろん、テクニカル分析に関してはいろいろ教えることもあると思いますが、コーチング自体はあくまでも「行動(経験値の蓄積)」に対して必要なものだとお考えいただくのが良いかと思います。
Q.対面コーチングを実施する場合、出張費はコーチングに含まれますか?
A.いいえ、含まれません。
但し、東京と大阪、名古屋については、別件での出張機会があるため、出張予定に合わせていただける場合は、出張費はかからないとお考えいただければと思います。
Q.成果が出た後での支払いは可能ですか?
A.今お金がない場合は、まず私の著書『貯金ドリル』を買って、それを実践してある程度の貯金をつくってからにしてください。
結局いくら稼げるようになっても、お金の使い方(守り方)が弱いと、稼ぎ方を覚えてもあまり意味はないと思います。
Q.返金保証はありますか?
A.返金保証を付けると、「最初から返金目的」で受けようとする人が出てくる可能性があるため、無しとさせていただいております。ご了承ください。
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