『1日10分速読トレーニング』がリニューアルされて、『速読の教科書』として再発売されます!

この度、拙著『1日10分速読トレーニング』がリニューアルされて、『速読の教科書』として3月26日に発売されることになりました!

(Amazonの『速読の教科書』書籍ページ)
https://www.amazon.co.jp/dp/4820727850

動画でもコメントしていますので、文章を読むのが苦手な方は、以下ご視聴いただければと思います。


  

『速読の教科書』の出版経緯について

今回リニューアル対象となった『1日10分速読トレーニング』は私が初めて出版した本になります。

大変ありがたいことに、発売後も大体1年に1回の重版がかかっており、5年以上ずっと売れ続けてきた一冊です。

ただ私自身も5年経って、様々な面で大きく成長し、重版の見本誌を見返すたびに、「ここ変えたいなあ…」とか「この内容、追加したいなあ…」など、目につく点が増えていました。
  
  
そこで昨年3月ごろに重版連絡を編集者さんからいただいたときに、「1日10分の本を改訂できないか?」とお願いしてみました。

回答は「ロングセラーになっているので、毎年重版がかかっている3〜4月くらいを目処にやりましょうか!」と。

多くの編集者さんがよくおっしゃられているのですが、何年もずっと重版がかかり続ける本は出版社にとってはありがたい存在なんだそうです。

実際、世の中ほとんどの本が数年も経つと絶版という道をたどる中、リニューアルされながら残していただけるのは本当に嬉しいことだと思っています。

私の本ではありませんが、10万部超えのベストセラー本でさえ3~4年で絶版している事例もいくつか見てきているので。。。
  
  
これも日頃応援いただいている多くの皆様から、メッセージやアンケートなど、様々なかたちでご意見やご要望、ご感想などをいただけているおかげだと思っています。

過去の本もすべてに言えますが、企画の起点こそ編集者さんと私ですが、どういう内容をどんな形で出すか、詳細の部分はかなりの割合で速読受講生(修了生)や読者の皆様からのご意見やご感想を参考にさせていただいているので…。

この場を借りて、改めて御礼申し上げます。
いつも本当にありがとうございます!
  
  

『速読の教科書』目次構成

リニューアル前の『1日10分速読トレーニング』は全7章でしたが、今回は全10章とボリュームアップしております^^

<目次構成>

はじめに
・じつは私も速読の習得に二度挫折している
・速読の習得に挫折する原因
・速読は誰でも必ず身につけられる!

~第1部 ホンモノの速読を身につけよう! 理論編~
第1章 そもそも速読って何?
・速読は頭のいい特別の人のものじゃない
・「読む」と「速読」は何が違うのか?
・「なぞり読み」から「見て理解」へと変わるたったひとつの方法
・トレーニングは1日10分でいい
・速読上達の鉄則! 「完璧主義を排除せよ」
(コラム) 私が「速読日本一」になるまで

第2章 「ホンモノの速読」を身につける4つのメリット
・メリット1 情報処理能力が高まる
・メリット2 「時間が足りない」から解放される
・メリット3 仕事の効率が上がる
・メリット4 本をたくさん読むことで人生が豊かになる
(コラム)速読トレーニングの体験談

~第2部 トレーニングで速読力を高めよう! 実践編~
第3章 速読トレーニング1 目線移動
・3種類の速読トレーニングの目的と取り組む順番
・トレーニングの注意点 「読まない」「理解しない」見ることだけに集中する
・【基本のトレーニング1】2点読みトレーニング
・【基本のトレーニング2】眼筋トレーニング
・【いつでもトレーニング1】寝ながら視線運動トレーニング
・【いつでもトレーニング2】お風呂でできる簡単視線運動
・【いつでもトレーニング3】待ち時間視線トレーニング
・【いつでもトレーニング4】高速立ち読みトレーニング
(コラム)読むのが遅すぎる」と悩む方へ

第4章 速読トレーニング2 認識幅拡大
・なぞり読みのスピードを上げるには限界がある
・「文字を塊で読む」とはどういうことか?
・英語にも応用できる「ブロック読み」
・見る幅を広げるとはどういうことか?
・電子書籍のほうが速読に向いている?
・【基本のトレーニング3】視野拡大トレーニング
・【いつでもトレーニング5】高速間違い探しトレーニング
・【いつでもトレーニング6】チラシ見比べトレーニング
・【いつでもトレーニング7】新聞1行読みトレーニング
・【いつでもトレーニング8】誤字脱字チェックトレーニング
(コラム)呼吸法は速読トレーニングに必要か?

第5章 速読トレーニング3 瞬間認識力
・読むスピードに合った認識力を身につけよう
・瞬間認識力の4つのレベル
・【基本のトレーニング4】高速ページめくり
・【いつでもトレーニング9】動画倍速再生トレーニング
・【いつでもトレーニング10】高速スクロールトレーニング
・【いつでもトレーニング11】メールチェックタイムトライアル
・【いつでもトレーニング12】フラッシュリーディング
(コラム)速読をすれば頭が良くなる?

~第3部 さらなるレベルアップを目指そう! 応用編~
第6章 読書速度の限界を突破し、理解力を上げる イメージ脳活性法
・停滞期を乗り越えるコツとは?
・イメージ脳を活性化させるとはどういうことか?
・イメージ脳活性化のヒントは脳の「可塑性」と「汎化」
・速読トレーニングの「高速」と読書の「高速」の違い
・「速く読めない」と「理解できない」は別の問題
・「文章を理解する」とはどういう状態なのか?
・理解力を深めるための速読の活かし方
(コラム)「速聴」と脳の活性化

第7章 速読力を記憶力アップに活かす
・速読で実現できる記憶とは?
・記憶定着のコツ1 反復学習
・記憶定着のコツ2 経験と関連づけるエピソード記憶
・記憶定着のコツ3 イメージで覚える
(コラム)速読と遅読の使い分け

第8章 トレーニング不要でできる速読
・文章を読んでも理解できない人のふたつの傾向とは?
・トレーニング型速読とテクニック型速読の特徴
・テクニック型速読は大きく2種類に集約される
・【テクニック型速読1】スキャニング
・【テクニック型速読2】パラグラフリーディング
・鍛えた速読力の上にテクニックを載せる
(コラム)目的を明確にしない読書の意味

第9章 速読トレーニングを続けるコツ
・続けるコツ1 完璧主義より完了主義で取り組む
・続けるコツ2 現実的な目標を立てる
・続けるコツ3 速読が楽しくなる「しくみ」をつくる
・続けるコツ4 日ごろの習慣に組み込む
(コラム)速読に向いている人の特徴

第10章 よくある質問Q&A
・「速読ができるようにならない……。」
・「昔、速読を習ったことがあるけれど、うまくいかなかった……。」
・「はじめて学ぶ分野の本を速読するには?」

  
  
あと今回、『速読の教科書』にリニューアルされるにあたり、電子版の発売予定もありますが、こちらの発売は4月にずれ込むそうです…><
  
(Amazonの『速読の教科書』書籍ページ)
https://www.amazon.co.jp/dp/4820727850
  
  

10年後も売れ続ける本を目指して

今回の本は編集者さんとも話をしていたことですが、10年後も売れ続ける本を目指してつくりました。

『1日10分速読トレーニング』は初出版だったこともあり、暗黙の知見、いわゆるノウハウ的な部分が顕在化できていなかった部分もありましたが、今回は10年以上速読指導してきた経歴もあり、出版経験も7年連続で出版してきた経験もあります。

それらの経験を活かし、今回の『速読の教科書』は、間違いなく教科書的な位置づけとして10年後に読んでも使えるものに仕上がったと、自信を持って言うことができます。

もちろん、自分自身も成長していくので、その過程でさらにアップデートできる要素は生まれるかもしれませんが、いずれにしても現時点で出し切れる内容はすべて出し切ったと思っています。
  
  
今年は他にも複数、出版企画の検討を進めています。
そのため、お読みいただいた読者様におかれましては、率直なご感想や次作に対するご要望やご意見などなど、レビューをいただけましたら大変ありがたく思いますm(_ _)m

引き続き、皆様からの応援をいただければ大変嬉しく思います!



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ABOUTこの記事をかいた人

角田 和将(Tsunoda Kazumasa)

速読コーチ/ビジネス書著者/認定テクニカルアナリスト(CFTe®)

著書に6ヶ月で10万部を超えるベストセラーとなった「1日が27時間になる!速読ドリル(総合法令出版)」をはじめ、『速読日本一が教える すごい読書術』(ダイヤモンド社)、『出口から考えるFX』(パンローリング)などがある。著者累計は15冊で33万部超え。