セールスをするときに、これは今後タブーレベルでやってはいけないことだと思った


昨日、初めて旭山動物園に行きました。

初めて旭山動物園のことを知ったのは社会人1年目の頃。今から15年近く前になりますが、たまたま大学時代の親友のじろ~君がその当時に旭山動物園に行ったらしく、その時に「想像以上に面白かったから行ってみ」と言われ、気にはなっていたスポット。

ただ行く機会がないまま時間が過ぎ、気づいたら超有名になって、連日大混雑という状態になって、混雑が苦手な私の行く気は削がれてしまい・・・^^;

そんな感じでずっと行かず状態だったのですが、とうとうこのたび行く機会ができ、ようやく旭山動物園初体験となりました。
  
  
動物園自体は、平凡な感想ではありますが、楽しかったです^^

ただ、動物園とは関係ないところで、一つだけどうしても引っかかったことがありました。これは内容的にちょっとブログ記事にしてよいものかどうか、正直悩んだのですが、たぶんこの出来事に限らない話だと思ったので、まずは書き残しておこうと思います。

お金の世界でWin-Loseのセールスをすると、信用の世界ではLose-Winになる

旭山動物園に向かう道路は、動物園通りという道を旭川市内からずっと走っていくと、動物園にたどり着くことができます。

で、マイカーやレンタカーで旭山動物園に行ったことがある人ならば知っているかもしれませんが、この通りを進んで、旭山動物園近くになると、道路左側で有料駐車場への呼び込みの人がたくさんいます。

もちろん旭山動物園にも駐車場はあり、しかも無料で用意されているのですが、ちょうどその駐車場は有料駐車場のエリアを越えた先にあります。
  
  
そして、その有料駐車場のところを通っていたときに、「無料駐車場は満車」というポスターを掲げながら、有料駐車場への呼び込みをやっていました。

おそらく何も疑わない人であれば、「先に進んでも、また引き返してきて駐車しなければならない」と思って、その「無料駐車場は満車」というポスターを信じて、有料駐車場を利用するでしょう。

しかし、実際に無料駐車場に行ってみると、混雑こそしているものの、何だかんだで空いている場所は常にあるような状態だったのです。
  
  
確かに、観光シーズン等はおそらく混み合っていると思われるので、そういった駐車場があるのは特に不思議には思いませんでしたし、お金を取る事自体にもまったく違和感はありません。むしろ、その敷地を持っている人からすれば、無料駐車場混雑によって、自分の敷地内に無断駐車などをされる位ならば、最初から有料駐車場として開放するのは何の問題もないと思います。有料駐車場として経営している以上、呼び込みをするのも自然な事だと思います。

ただ、その先にある無料駐車場が空いているのに、「無料駐車場は満車」と書いて呼び込むこと、つまり事実と異なる状態を提示してセールスを仕掛けているという行為には、非常に違和感がありました。
  
  
幸いなことに私たちは「空いているだろう」と直感で判断して、有料駐車場を通り過ぎ、無料駐車場に実際に行ってみたら、普通に停めることができたのですが、もし仮に何も疑わず、純粋にそのポスターを信じて、お金を払って駐車していたとしたら、どう思っていたでしょうか?

おそらく、「嘘をつかれてお金を払わされた」と思うのが自然だと思います。

つまり、その有料駐車場の人は、駐車場代という形で現金を手にすることはできたかもしれませんが、その純粋な人の信用は失うことになる(Win-Lose)のです。
  
  
そして、もしそれが仮にインフルエンサーと呼ばれるような人がそういうことになったとしたら、「みんなが同じ目に遭わないように」と、おそらくそのことは大きく拡散され、多くの人の信用を失うことになり、Lose-Win(みんなが同じ目に遭わずに済んだという意味で)となってしまうのです。
  
  
今後の時代は貨幣経済から信用経済に変わるという論調も台頭しつつあるところですが、その時代になったとき、こういったセールス手法をやるのは、ただのリスクでしかないでしょう。

将来、信用経済が来たときに、この記事が「昔はそんなことやってる人もいたね」という内容になることを祈り、記事に残しておきたいと思います。



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ABOUTこの記事をかいた人

角田 和将(Tsunoda Kazumasa)

速読コーチ/ビジネス書著者/認定テクニカルアナリスト

著書に6ヶ月で10万部を超えるベストセラーとなった「1日が27時間になる!速読ドリル(総合法令出版)」をはじめ、『速読日本一が教える すごい読書術』(ダイヤモンド社)、『出口から考えるFX』(パンローリング)などがある。著者累計は10冊で27万部超え。