完璧主義だとうまくいかない理由

速読トレーニングにおいては
完璧主義だとうまくいかないという事を
これまでの著書で一貫して
伝えてきております。
  
ひょっとしたら「適当にやるのが良いなんて
おかしい」と思われた方も
いるかもしれませんが、なぜ完璧主義だと
うまくいかないのでしょうか?
  
  
それは「イレギュラーな事に目が向く」からです。
  
言い換えるならば、否定的な考えや
起こってほしくない事に目が向く
という事です。
  
起こってほしくない事に意識を向けると、
基本的に人はそれを避けようとします。
  
例えば速読トレーニングで言えば、
トレーニングが完璧にできない事に
目が向いてしまい、トレーニングを
したくなくなる気持ちになってしまうのです。
  
つまり結果的にトレーニング自体を
やらなくなってしまうので、
うまくいかなくなるのはある意味
当然の事なのです。
  
  
さらに言えば、完璧主義ではないけど
見よう見まねでトレーニングをやっている人は、
トレーニングのコツや注意点を
実際に取り組む中で感覚的に掴み、
ポイントとなる部分については
実はかなり完璧主義的に取り組めて
いたりするのです。
  
なので、特に実践する前段階の時は
完璧主義にならず、まずは楽しみながら、
取り組めるところから実践していく
事をお勧めします。

 

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角田 和将(Tsunoda Kazumasa)
角田 和将(Tsunoda Kazumasa)
速読コーチ/ビジネス書著者/認定テクニカルアナリスト(CFTe®)

著書に6ヶ月で10万部を超えるベストセラーとなった「1日が27時間になる!速読ドリル(総合法令出版)」をはじめ、『速読日本一が教える すごい読書術』(ダイヤモンド社)、『出口から考えるFX』(パンローリング)などがある。著者累計は15冊で33万部超え。
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