お仕事をされていて、PowerPointやKeynoteなどを使って、スライド資料を作る機会がある人もいらっしゃるかと思います。
しかしスライド資料を作ってみたものの、それを使って話をしようとすると、話がうまくできなかったり、何となくわかってもらえた感じがするような、しないような…という感じに
なってしまうような、本当の意味でのポンチ絵スライドを私も昔よく見かけていました。
そうなってしまうのは、作成する過程、特に順番に問題のある事が多いです。
スライド資料を作成する時はまず伝えたい話の流れの文章構造を考えます。
多くの人はいきなりスライド作成に入ろうとするのですが、そうしてしまうと考えをまとめながらアウトプットされるので、考えがまとまっていない、もしくは無理矢理まとめようとした感が出てしまうのです。
話の論理構造を考えて、考えが固まってから話の流れに合ったスライドを用意していく、その順番を守ることが重要になります。
もちろん、これは何もスライド資料作成に限らず、本の原稿執筆であっても、会議議事録のまとめ方にしても同じ事だと思います。
ではそういった論理構造を考えていくために必要な力は何で鍛えられるかというと、それは読書だと思います。
知識的なインプットもそうなのですが、いろんな文章を目にして、どういった伝え方をしているのかという部分の経験値を積むことが重要だと思います。
私はプレゼンスキルに対してものを言える立場ではありませんが、スライドの作り方を勉強する時は、作成順序を間違えずに取り組まないとなかなか上達しないような気がするので、
もしスライド資料を作る機会のある方はこのあたりを意識されてみることをお勧めします。
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