一直線に成長し続ける事はない

何かの物事を学んでいる時、やはり成長感を味わえるとモチベーションは上がると思います。

ただ、これをモチベーション維持の頼りにするのであれば、頭に入れておかなければならない事があります。
  
  
それは、成長は一直線に上がるものではないという事です。

例えばドラクエのようなRPGをやった事がある人ならばわかると思いますが、レベル1からレベル20まで上げるのとレベル20からレベル40まで上げるのでは、上がるレベルの数は同じであるものの、積まなければならない経験値は桁違いになります。

これは別に何もゲームの世界に限った話ではなく、どんな学び事やビジネスなんかでも同じで、成長して基準が高くなればなるほど、さらに成長感を味わえるレベルになるにはそれまで以上の経験を積んでいく必要があるという事です。

グラフで言うならば、一次関数的な上昇ではなく、階段状、それも上がれば上がるほど、横ばい成長の線が長くなるイメージですね。
  
  
FXを初めとした投資分野は、自分以外の外的要因(相場の動き)の影響も強く働くので、例外事例も結構見かけられますが、特に速読(読書速度)については、典型的にこのような特徴を示すように思います。
  
  
というわけで、何か物事を学ばれている方は、このような成長ラインを常にイメージしながら、自分が成長すればするほど、成長感が味わえない時期が長くなる意識を持たれておく事をお勧めします。



========

【メルマガ登録】

https://mm.jcity.com/Register?u=limix&m=501
※セミナーやイベント開催時の案内などについては、メルマガが最速で発信される場になっておりますので、ご興味ある方は登録しておいていただければと思います。


【プロフィールなど】
プロフィール
著書一覧

お仕事の依頼や講演依頼
 お問い合わせフォームよりご連絡ください。
 ※日時や場所、依頼主旨など、分かる範囲で構いませんので、なるべく詳細をご記載いただければ幸いに思います。



ABOUTこの記事をかいた人

角田 和将(Tsunoda Kazumasa)

速読コーチ/ビジネス書著者/認定テクニカルアナリスト(CFTe®)

著書に6ヶ月で10万部を超えるベストセラーとなった「1日が27時間になる!速読ドリル(総合法令出版)」をはじめ、『速読日本一が教える すごい読書術』(ダイヤモンド社)、『出口から考えるFX』(パンローリング)などがある。著者累計は15冊で33万部超え。