拙著『すごい読書術』ですが、3月15日に発売されて3ヶ月が経過しました。
おかげさまでダイヤモンド社さんの書籍ランキングベスト10に3ヶ月間ずっとランクインすることができました。

お買い求め頂きました読者様、ありがとうございます!
頂くご感想も、人それぞれではありますが、何かしらの気づきを得て頂けているようで、著者冥利に尽きるところであります。
で、思い出したのが、4月に『すごい読書術』関連で海外セミナーやったのに、記事にまとめるのを失念していたことです…。
ダイヤモンド・オンラインに掲載されているのを見て、完全に記事化した気になっていましたね…><
(ダイヤモンド・オンラインの記事は以下)
(速読のスキルで、「3つの力」を伸ばしていく)
https://diamond.jp/articles/-/168358
(すべての仕事を3分で終わらせる仕事圧縮術)
https://diamond.jp/articles/-/168376
(ビジネスで不可欠な「スピード」と「成果」は、こうして手に入れる)
https://diamond.jp/articles/-/168862
(ビジネスの第一線で活躍するために必要な4つのこと)
https://diamond.jp/articles/-/168866
そんなわけで、セミナーで話した内容は既に記事になっているので、それ以外の部分でレポートまとめてみたいと思います。
外国語の速読よりも日本語の速読
私が主宰している速読教室「イントレ」は、海外在住の日本人の方に向けて、オンラインによる指導環境を整えています。
そんな事もあって、海外の方に向けた指導自体は元々それなりにありました。
そういう環境をなぜ整えておこうと思ったかというと、7年ほど前に上海に行った時の経験がキッカケでした。
現地に行ったときに、海外在住の日本人の方から言われたのが「現地の人よりも現地在住の日本人のほうが速読を切望している」ということです。
その時に聞いたのは、現地の資料を日本語に翻訳すると、それだけで資料が増えるらしいのです。
もちろんこれは翻訳する言語によって変わるとは思うのですが、当時、英語や中国語の速読のほうが絶対数としての需要は大きいのかな…と思っていた私にとって、意外な経験となりました。
その後、イントレを立ち上げる事になり、当時の経験を踏まえて、オンラインでの指導環境を設けておくことにした、というわけです。
なので、海外現地に行ってライブで講演をやるのは、かなり久々でしたが、海外在住の日本人の方とのコミュニケーションは日頃からとっていたので、ツボとなる部分はお伝えできたんじゃないかな…と個人的には思っています(たぶん><)
シンガポールは本が割高?
で、現地に行って、まず思ったのが「書籍価格の高さ」です。
とにかくシンガポールは書籍価格が日本と比べると、かなり割高!
『すごい読書術』で現地価格30シンガポールドル。1シンガポールドル=80円計算で考えても2400円で、1.5倍以上です。
ただ個人的には、書籍の本来の価格ってこの位なのかな…という気もしました。
というのも、私がよく読む本の一つに「パンローリング本」があります。パンローリングという出版社が出している本なのですが、投資界の方なら大抵知っているという位、投資系の本では良書が多く、大体2,000~3,000円位の本が多くなっています。
以前ここの編集者さんと会話する機会があったのですが、その時おっしゃられていたのが、「海外(特にアメリカ?)だと、良い本にはそれに相当する価値がついて然るべき、という考えが一般的で、そういった本を翻訳したものが多いので」ということでした。
実際パンローリング本は、高いものになると数万円する本も普通にありますし、内容的にも実際良書が多いので、高くても買われるんだと思います。
ただ、シンガポールでの価格と「日本だと割安で買えるのに…」という現実を比較してしまうと、どうしても「高い…」と感じてしまうのは仕方ないのかなと思います。
ちなみに現地の紀伊国屋書店さんですと、会員登録をすると20%(?)割引になるサービスがあるそうです。
英語オンリーでの紙申請など、結構わかりづらい申込方法らしいのですが、現地の方は会員になっているけれど、日本人の方にはあまり知られていないらしいです。
確か無料で登録できると聞いた記憶がありますが、詳細は現地書店で聞いてみるのが確実かと思います。ご参考まで。
国は変われど、本質は変わらず
このような背景がある理由からか、講演後に頂いたご質問はKindle等の電子書籍に関する読書、速読に関する話題が多くなりました。
概要としてはダイヤモンド・オンラインにまとめられていますので、詳細を知りたい方は以下よりご確認ください。
(『すごい読書術』に載ってない事も結構書いてます^^)
【電子書籍ユーザーのための速読術&読書術】
https://diamond.jp/articles/-/170851
今回は共演した岡田兵吾さんがビジネススキルのテーマだったこともあって、仕事に関する質問が多かったですね。
普段は滅多に表で話す事がない会社員時代の経験も踏まえながらお話しをさせて頂きましたが、改めて思ったのは、どの業界であっても、業界特有のスキルや慣習はあれど、その基盤に位置するところに求められるマインドやスキルは共通しているなあ、ということです。
私の場合でいえば、そのベースとなる部分を体得できたのはシステムエンジニア界になりますが、これがたとえば金融系になったとしても、知識ベースは変わっても、その知識を習得するためのスキルや思考はSE界と変わらない。
たとえば作業品質を確保するために、やり方は様々ですが、流れとしてはシステム開発で言えばプロトタイプ型の開発が本質で、要するにトライアンドエラーを繰り返していくことに行き着く、といった感じです。
部分的に見れば「一発で完璧!」と見えるような作業も、その前段で必ず試行錯誤して整えられた準備が必ず何かしらありますので。
岡田さんと対談をしていて、改めてその事を再確認できたなあ…と思っています。
というわけで、思うがままにレポート書き出してみました。
また思い出す事があったら、バージョンアップしたいと思います^^
時間に余裕ができたら、プラスアルファで旅・食系の記事も後日まとめたいと思います。
(あんまりあちこち行ったわけではないですが><)
『すごい読書術』について、引き続きご感想ご意見等お待ちしております。
(SNSで頂く場合はタグ付け等しておいて頂けるとありがたいです><)
これが著者にとって一番励みになるところなので…^^
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