なぜ僕が速読と関係ない事をブロガーチックに毎日記事更新し始めたのか?


先週から1日1回の頻度でブログ更新をしています。

あくまでも私の中での原則ということなので、時々間隔が空くこともあるかもしれませんが、今のところ続いています^^;

最初のキッカケはVALUを始めた時に、SNSをもう少しきちんと利用した方がよかったなあ…ということを思うようになったことです。

そこからSNSとブログについていろいろ調べていくと、とりあえず他の分野と同じで、「まずは書け」というものが多かったので、それに従って書き始めたという状況です。

SNSやブログで速読を調べると、内容がつまらなく感じた・・・

実はSNSやブログ自体は結構昔から開設していました。

しかしながら今まで実質放置のような感じになっていた理由の一つに、速読ジャンルやその関係の方々がさほど力を入れていなかったということです。

たとえば、Twitterで調べてみると、有名人にトレーニング講義したというリンクがあったので見てみたら5年前の記事が出てきて、調べてみた結果、Botだったというオチだったり、「今月うちの団体がテレビ出ます!」と発信されていて、新しそうな情報と思って履歴を追ってみたら、その情報の前に発信されたのは3年前だったり、といった感じです。

何よりTwitterに限って言えば、Botがめちゃくちゃ多い。
  
  
昔は正直そこまで深く考えておらず、SNSやブログに力を入れていないのは、単純にそれがあまり実活動には影響しないから、位に思っていましたが、今改めてSNSやブログを速読というキーワードで調べてみると、やはりみんな力を入れていないせいか、端的に言ってどれも「つまらない・・・」。

ただ、「つまらない」というのは一人の個人的な感情にすぎないので、どのあたりで僕がそう感じたのか、冷静に考えてみました。
  
  
私なりの考えとして行き着いた結論は、結局、速読の領域を出ない範疇でしか物事か語られないことに原因があると思いました。

極端な言い方になるかもしれませんが、速読とは文字通り「速く読む」ことです。

大げさに言っても、控えめに言っても、速読という範囲内だけで考えれば、結果として表れるのは、今までの自分より文章を速く読めるようになっていることだけなのです。
  
  
私の師匠がよく言っていた事の一つに、「速く読めるようになる事を極めたって何も意味がない。速く読めるようになった自分の力を、どうやって社会に還元していくのかを考えろ!」という言葉がありました。

幸いな事に、私の場合は「投資力を上げる、お金に強くなる」ことがその当時、最優先事項にあり、まったく速読を”極めたい”と思った事がなかったので、私はあまりこの言葉での指摘を師匠から受けることはありませんでした。

しかし、速読に興味を持つ人の大半は、ただ速く読めるようになりたいということが目的で速読に興味を持つのではなく、たとえば資格試験に合格するためであるとか、仕事をもっと効率良く終わらせて時間を作りたいなど、速く読めるようになった先の様々な目的が根本にあって、そこから派生的に速読に興味を持っていると思います。

つまり、その速読を始める本来の目的との絡みが全く見えない、ただ速く読むという範囲のことばかり書かれている内容を見ても、速読を”活かそう”とする方向に向いていないので、一般目線で見てもピンと来づらいし、私自身も言ってることはわからなくもないけど、やはり面白さは感じられなかったのです。
  
  
そんなことを考えているうちに、「だったら自分で書けばいいじゃん」という思いに至り、書き始めたわけです。

なので、ブログのタイトルにこそ速読という文字が入っていますが、ブログの内容は全然速読と絡みがない内容ばかりになりつつあります。

ただそれは、速読を通じて学んだ本質的なことや、成長した私自身の結果をアウトプットしていくことで、速読に興味を持っているあなたが本来持っている目的に、少しでも照らし合わせられるようにして、そこから気づきや閃きを得て頂けたら・・・という思いがあってのことなのです。
  
  

速読は“極める”ものではなく、”活かす”もの

速読は極めようと思ってトレーニングしていけば、かなりのレベルまで極めていくことはできます。

ただ、ある一定レベル以上になると、職人のような気分のようになってしまい、評論専門家のようになってしまう危険性が格段に高まります。

特に速読の場合、読書速度を計測すると数字で結果が表れるので、テレビゲームでハイスコアを極めようとするのに近い感覚に陥りやすいところがあります。

そして速く読むだけの専門家になってしまうと、速読分野では自己過信に陥りつつ、同時にそれ以外の分野では「勝てない」という心理状態になりやすく、ますます速読のことしか考えられないようになってしまうのです。
  
  
速読はあくまでも情報収集に関する1つのツールに過ぎません。

ただ、その活かし方を極めると、お金の勉強を極めて月収100万円を稼ぐようなことができるようになり、そのお金をドネーションやクラウドファンディングなどに使うことで社会還元することもできるようになります。

本を出版して10万部を突破し、10万人以上の人に自分が伝えたいことを伝え、より良い人生を送ってもらえる支援をすることで社会還元することもできるようになります。

その他、体験談とかで「○○ができるようになりました!」という意見は多数見かけますが、すべてを自分で実践して結果を出している人はそういないのかな…と。身近なところでいえば、よく速読教室で見かける体験談に載っているような「資格取得、昇進・昇級、ヘッドハンティング」といったことも、会社員のときに自分自身、すべて経験してきました。

そんな立場で「速読を活かす」ということで記事を書き残せる人は、そんなにいないのかな…と思って、ブロガーチックに毎日記事更新を始めた次第です。
  
  
活かし方は無限大にありますし、そこに意識を向けていくことによって、速く読めるようになった自分の力を、どうやって社会に還元していくのかを考えることができるようになる、つまり自己実現力を向上させることにつながると、私は考えています。

このブログが、そこに寄与する媒体となることを目指し、日々更新していきたいと思います。



========

【メルマガ登録】

https://mm.jcity.com/Register?u=limix&m=501
※セミナーやイベント開催時の案内などについては、メルマガが最速で発信される場になっておりますので、ご興味ある方は登録しておいていただければと思います。


【プロフィールなど】
プロフィール
著書一覧

お仕事の依頼や講演依頼
 お問い合わせフォームよりご連絡ください。
 ※日時や場所、依頼主旨など、分かる範囲で構いませんので、なるべく詳細をご記載いただければ幸いに思います。



ABOUTこの記事をかいた人

角田 和将(Tsunoda Kazumasa)

速読コーチ/ビジネス書著者/認定テクニカルアナリスト(CFTe®)

著書に6ヶ月で10万部を超えるベストセラーとなった「1日が27時間になる!速読ドリル(総合法令出版)」をはじめ、『速読日本一が教える すごい読書術』(ダイヤモンド社)、『出口から考えるFX』(パンローリング)などがある。著者累計は15冊で33万部超え。