ブログ活動を本格化して1ヶ月ちょっと。
お問い合わせフォームからのコンタクトも増えつつある、今日この頃でございます^^
今日は頂いたご質問に回答してみたいと思います。
※多少、文章は編集させて頂いております。何卒ご了承下さい。
ご質問者:Bさん(仮称)
題名: 速読の壁にぶつかりました。アドバイスお願い致します。
メッセージ本文:
私は1日が27時間になる速読ドリルの本で訓練した
外国人の読者です。お蔭様で、一般的な書籍はかなり読みの速度が上がってきましたが、書籍の中で普段使わない言葉が多く出てくると、読む速度が下がります。
例えば、椎間板、軟部組織、肩甲骨、腎臟などのような言葉です。
私はこの言葉を知っていて、意味もわかっています。だけど、速度が落ちます。
ちなみに、専門書籍ではないです。
元気な体をつくるための本で、説明のために体の組織に関する言葉が出てくるレベルの文章です。知っている言葉なら、書籍のジャンルが何であろうが、速読したいです。
今、ちょうど壁にぶつかっているところですので、ぜひアドバイス頂ければ幸いでございます。
ご質問頂きましたBさん、ありがとうございます!
外国人の方も「速読ドリル」をお読み頂いている事に感動しました^^
このご質問に対するポイントは、言葉を知っているという定義がどこにあるか、というところかなと考えています。
速読における「言葉を知っている」レベルの定義とは?
もちろん言葉の意味が分かるレベルも、言葉を知っているという事になりますし、当たり前のように覚えてしまっているレベルであっても、言葉を知っていると言う事になります。
では速読における「言葉を知っている」レベルはどこになるのか?
それは、言葉を見たときにイメージが沸くかどうかのレベルだと考えています。
たとえばご質問で挙がっていたような椎間板という言葉を見たときに、おそらく多くの人はその言葉自体を知っていると思います。
しかし、それが体の中でどのような形をしているか等、例えて言うならば理科の実験室や整体院に置いてある人体模型のようなイメージが沸くかどうかと言われると、イメージしづらく、「何となくこのあたり」というイメージしか持てない人も多いのではないでしょうか?
イメージが沸かないと、その文章で書かれている流れを掴みにくくなり、「どういう事?」と考え込むようになります。
この考え込む時間が長くなるほど、速く読めない状態に陥ってしまうのです。
読むのが遅い人に多く見られるのは、読むのが遅いのではなく、読んでいない時間が長いだけというケースが非常に多いです。
もちろん、考え込むことによってアイデアや閃きが生まれるならば、それはそれで良い事ですが、読んでいる途中にそれをやってしまうと、時間的には非効率かなというのが私の考えです。
いずれにしても、この言葉に対する”知ってる”レベルがある程度上がるまでは、どうしても読書速度は上がりにくくなりますが、繰り返し同ジャンルの本を読んでいるうちに、そのイメージは沸きやすくなってきます。
私も今、六法全書を速読しろと言われたら、たぶんできません><
言葉はきちんと読めるし、意味もわかりますが、あの独特の書き方で書かれた内容は、普通に読んでも理解できないほど、その書き方自体に私自身が慣れておらず、イメージが全然沸かないからです。
普通に読んでも理解できない本は、速読で読んでも理解できないので。。。
なので、その「言葉を知ってる」レベルがある程度上がるまでは、「私はもっと速く読める」という感覚があったとしても気にせず、その時に読める最大限の速さのスピードで読んでいくようにしてください。
そうすれば、徐々に・・・かもしれませんが、確実に読書速度も上がってきますし、それに伴って理解力も上がってきます。
ここは焦らない気持ちを持つことが重要ですね^^
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