出張時、楽に移動できるカバンや持ち物の考え方

前回「スマートフォンだけで仕事を完結させるための環境づくり」の記事の続きで、今日は出張時に持ち歩いているものについてまとめてみたいと思います。

僕の場合、出張で多いのは4~5日間の期間が多いので、まずはそのくらいを基準にした持ち物をまとめてみたいと思います。

カバンを選ぶ基準は容量とサイズ

まず出張時に持って行くカバンは「Thule Crossover 32L Backpack-Black For MacBook Pro 17」です。

僕が持っているのは、厳密には上記のものではなく、もっと古いものになります。あまりにも気に入りすぎていて、ずっとそれを使っている感じで、もし仮に買い換えるとしても、その後継版を買うと思います。
  
  
ポイントなのは、32Lの容量

32Lと言われてもピンと来ないかもしれませんが、飛行機に持ち込みできる上限ギリギリのスーツケースの容量が、だいたいそのくらいの容量になります。

なので、1~2泊の出張であれば、これだけでも十分に動けます^^

ただ北海道から出張に出ると、冬期、北海道内で着る分厚いアウターを、道外に出た時に持ち歩かなければならないため、基本的にカバンの中は余裕を持たせておく必要があり、そういう意味もあって、大容量のものを選んでいます。
  
  
他、スーツケースも持ち歩いていて、それは「(リモワ)RIMOWA トパーズ チタニウム 32L スーツケース」になります。

これは私の荷物というよりは、例えば速読教室の指導で出張に行く時は、教室で使う教材や機材などを持ち歩くために使っています。

で、どちらにしてもスーツケースを持って行くならば・・・という事で、着替えのような宿泊時のみ使うようなものを緩衝材代わりに収納して、移動中に使いたいものをリュックに収めておくようにしています。
  
  
このスーツケースを選んでいるポイントは「機内持ち込みが可能なサイズ」です。厳密には飛行機内の座席列が左右に3列ずつの中型飛行機でも持ち込めるサイズですね。飛行機に乗る時に預けてしまっても全く問題はないのですが、リュックを補完する観点で選ぶと、このサイズで十分となってしまうのです。

そして預けずに済むのであれば、持ち込もうという感じで動いているので、飛行機から降りた後、すぐに空港からの移動手段となる電車やバスなどに向かえます。時短に興味がある人にとっては、かなり快適な感じになると思います。

先程のリュックの容量とこのスーツケースの容量を合わせると64Lになるので、結構な容量を持ち歩く事ができるようになるので、4~5日であれば十分対応できると思います。

基本装備は至ってシンプル

そしてリュックに入れて持ち歩いているものは、パソコンと充電器などの周辺機器です。大して持ち歩いていません^^;

というのも、先に触れたように、冬に北海道から出張に出ると、アウターを持ち歩かなければならなかったり、お土産を買った時に、それを入れなければならない事を考えると、あまり多くの荷物を入れておけないのです。

あとこれは著者になってから機会が増えたのですが、編集者さんから本を頂く機会があり、こうした出張先で頂くものを持ち帰る可能性も考慮すると、あまりパンパンに荷物を持ち歩けないのです(というか、パンパンな荷物を持つ歩いて移動など、したくない・・・)。
  
  
そんなわけで、大しておおっぴらに何か言えるほどのものは持ち歩いていませんが、一応、持ち歩いているパソコンはVaioです。

https://vaio.com/

僕のパソコンはカスタムメイドで注文しています(確かVAIO Zだったと思うのですが、カスタムだったので、あまり型は意識せずに買っちゃいました><))が、ほぼフルスペックだと思って頂ければ間違いないと思います。

MacではなくWindowsを選んでいる理由は、たとえば最近は減ってしまいましたが、FXトレードに関する講演などをお願いされた時、単純にPowerPointのようなスライドだけで話ができる場合は会場にあるパソコンやスマートフォンをプロジェクターに出力して対応すればよいのですが、MT4などのツールを使って説明をしたい場面があると、自分のPCを繋いで説明した方が早いことがあるのです。

そして、出張中に「ドラクエやりたいなあ・・・」と思う事があった時に、できる環境をと考えると、結局WindowsPCを持ち歩いていれば間違いはない、という判断に至り、基本持ち歩くパソコンはVaioとなっています。
  
  
昔はMacbookProにbootcampでwindowsを入れて持ち歩いていた事もあるのですが、bootcampでwindowsを立ち上げると、ファンの暴走具合に引いてしまって、それは止めてしまいました。そして、現在でもFXの自動売買用にリモートサーバーを持ってはいるのですが、リモートサーバー上で作業をするのは、若干なのかもしれませんが、やはりタイムラグが感じられ、これも諦めた経緯があります。

ハードウェアの完成度としては、Macは最高レベルだと思っていて、できればMacbookProを持ち歩いた方が作業効率良いだろうなあ・・・と思う事は未だによくありますが、そのあたりの相性が解消されるかどうか次第かな・・・と思っています(今後に期待!できるのか・・・??)。

海外に行く時に必要な持ち物

出張時に持ち歩いている物としては、基本的にこんな感じですが、海外に行く時はこれらにプラスして、長財布を持って行きます。

以前「手ぶらで日帰り出張も可能な装備体制(持ち物は全てポケットへ)」で、普段持ち歩いている財布について書きましたが、海外に行く時はクレジットカードが使えず、現金のみとなる国もある(というか、なぜかそういう国に行く事が多い??)ので、持って行くようにしています。
  
  
僕が使っている長財布はオーダーメイドのものなので、市販では売っていないのですが、基本的に外貨が入れば、あとは自分がその財布を持った時に良い感じがしたら、それで良いのかなと思います^^

ポイントカードが好きな人であれば、国内ではカードケース用、海外では外貨収納用として使い分ける意味で持ち歩いても良いのかもしれませんね。

まとめ

というわけで今回は、出張時に持ち歩く物ということでまとめてみました。

僕もいろんなツールを買ったりしながら試していく中で、年間50回以上フライトを10年以上やって、今のスタイルに落ち着いているところがあるので、ひょっとしたらまだこの記事に落とし込めていない部分(自分が無意識にやっている事)があるかもしれません。

出張形態やその動き方は人それぞれ、かなり多様なパターンがあると思いますので、この記事の内容はあくまでも一つの例として参考にして頂き、自分が「一番快適!」と思えるスタイルをいろいろ試しながら探っていって頂けたらと思います。



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角田 和将(Tsunoda Kazumasa)
角田 和将(Tsunoda Kazumasa)
速読コーチ/ビジネス書著者/認定テクニカルアナリスト(CFTe®)

著書に6ヶ月で10万部を超えるベストセラーとなった「1日が27時間になる!速読ドリル(総合法令出版)」をはじめ、『速読日本一が教える すごい読書術』(ダイヤモンド社)、『出口から考えるFX』(パンローリング)などがある。著者累計は15冊で33万部超え。
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