ネット情報に存在する落とし穴

最近は新聞や雑誌などの紙媒体ではなく、
ネットから情報を収集される人が
多くなっていると思います。
  
もちろんネットからの情報収集には
情報のスピード感をはじめとした
メリットもありますが、同時に
リスクとなる事もあります。
  
  
それぞれいろいろあるのですが、
一つリスクとなる事を挙げるとすると、
「自分が見たい情報しか見なくなる」
というリスクがネット情報には存在します。
  
例えば情報収集しようとした時、
おそらくほとんどの人はGoogleや
Yahooなどの検索サイトを使うと思います。
  
検索サイトで検索した時、
検索結果に表示される情報というのは、
検索サイト側で多くの人が見ていると
独自アルゴリズムで判断された情報が
上の方に表示されます。
  
  
つまり、検索サイトを利用している人の
多数が「見たい」と思っているサイトが
検索上位に表示されているという事です。
  
これは見方を変えれば、その情報の
真偽は全く関係なく、みんなが見たいと
思った情報が優先されるという事になります。
  
DeNA(ディー・エヌ・エー)が運営する
「WELQ(ウェルク)」というまとめサイトで
不正確な記事が見つかって休止になった事件は
記憶に新しいところですが、この事件のように
内容が不正確な記事であっても、検索トップに表示され、
それが正しいもののように思えてしまう
リスクがあるという事です。
  
  
なので、そういった情報収集の偏りを
防ぐ意味でも、ネットの情報だけではなく
書籍や雑誌、新聞などの紙媒体からの
情報収集も欠かさない事をお勧めします。
  
もちろん紙媒体であっても、
偏った考えで編集された情報になる
リスクはあるものの、自分が見ようとも
思わなかった情報が視界に入ることで、
閃きやアイデアが生まれるメリットもあるので、
メリットとリスク、両方を常に意識しながら
情報を理解していきたいですね。
  
 

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ABOUTこの記事をかいた人

角田 和将(Tsunoda Kazumasa)

速読コーチ/ビジネス書著者/認定テクニカルアナリスト(CFTe®)

著書に6ヶ月で10万部を超えるベストセラーとなった「1日が27時間になる!速読ドリル(総合法令出版)」をはじめ、『速読日本一が教える すごい読書術』(ダイヤモンド社)、『出口から考えるFX』(パンローリング)などがある。著者累計は15冊で33万部超え。