スマホだけで仕事を完結させる事ができる環境づくり

前回書いた記事「手ぶらで日帰り出張も可能な装備体制(持ち物は全てポケットへ)」が長くなりそうだったので、別記事で分けようと考えた第2弾。

今日はスマートフォンだけで仕事を完結できるのか?について、私なりのやり方などを残してみたいと思います。

もちろん職種や業種によっては、そもそも業務でスマートフォン利用が禁止されている(職場への持ち込みが禁止されている)といった環境だと、実践できないかもしれませんが、出張移動を極力楽にするための考え方として、知っておくだけでも価値はあると思いますので、最後までお読み頂けたら嬉しいです。

「スマホだけで○○万円稼ぐ」といったキャッチコピーが、もはや怪しい時代ではなくなった

ちょうど半年前(2017年5月頃)、1週間ほど出張に出ていた時に、「スマートフォンだけで全ての仕事ができるか?」という実験を試みようと思いました。

きっかけは、たまたま名古屋のビックカメラで折りたたみのキーボードを見かけ、想像以上に使い勝手がよかったので、試してみようと思ったからです(単純ですが^^;)。

ただ数年前にもiPadで一度トライした事があったのですが、その時は全然無理で、すぐにノートパソコンを開いていました。
  
  
しかしその時は違いました。1週間全くノートパソコンを開かずに、すべての仕事を完結する事ができたのです。

私は前職がSEということもあり、1週間パソコンを全く開かないというのは社会人になって以降、その時が初めての経験だと思います。

もちろん、この1週間はたまたまできただけなのかもしれませんし、全ての事ができたわけでもないのですが、今の時代だと大抵の事はできるようになっていると感じました。

ちなみに、パソコンじゃないとできないと感じた事は、以下の3つくらいです。

1.MT4(FX)アプリで自作インジケーターをチャート上に表示できない
2.MT4、TradeStation等のEA(自動売買)プログラムのコンパイル、検証ができない
3.ドラクエ10ができない

まあマニアックな内容ばっかりですね^^;

よく怪しげな情報商材とかで「スマホだけで○○万円稼ぐ」といったキャッチコピーがあったりしますが、昔だと明らかに怪しい感じのする言葉でしたが、今の時代だと案外現実的な表現になってしまっているような感じがしました。
  
  
特にこの「スマホだけで仕事を完結させる」事に大きな役割を果たしているなあと感じたのが、先に挙げた折りたたみ式キーボードの使いやすさと、MicrosoftのOfficeモバイルアプリの使いやすさ、この2点が大きいと思います。

ペラペラ感がなくて電池持ちも良く、コンパクトに収納できるキーボード

まず折りたたみ式キーボードですが、僕が買ったのは以下のキーボード。

マイクロソフト 薄型キーボード Universal Foldable Keyboard GU5-00014

基本的にキーボードやマウスは使いやすいと感じるポイントが人によって様々ですが、Microsoft製だと必ずどれか1つは「これ!」と思える一品が見つけられるような気がしています。

特にWindowsPCで使うマウスとキーボードは、会社員時代の頃からずっとMicrosoft製品一択です。

ちなみに、MacはApple純正の外付けキーボードとマウスで「ベスト!」となると思われ、私もそこは素直に従っています^^;
  
  
話を戻すと、この折りたたみ式キーボード、実際に使ってみていて良いなあと感じた大きなポイントは2つです。

1.キータッチ(キーボードを押した時)の深さ加減が浅すぎない
2.電池が長持ち

折りたたみ式キーボードは、持ち運びしやすい形状になるとキータッチが浅くなる傾向がありつつ、きちんとキーを押し込んでいる感覚のあるものになると、持ち運びの時にかさばる感じになる傾向があるのですが、このキーボードは個人的にはそれらのバランスがちょうど良いところにあると感じています。

あと充電も、公式では1回の充電で最大3ヶ月持つと書かれていますが、ガッツリ使っても1ヶ月位は持つんじゃないかと思われる位、本当によく持ちます。

電池が持ちすぎるが故に、充電するのを忘れてしまう危険性があるほどです^^;

2台まで繋げる仕様になっているので、iPhone(またはiPad)とAndroidを2台それぞれ、スマートフォン用のスタンドに立てかけて作業するような事も可能です。

(ご参考までに、僕が使っているスマートフォン用スタンドは以下)

Microsoft Officeアプリが使いやすい感じになっている

もう一つが、Officeアプリが使いやすい感じになっているところです。

一昔前はPC画面のままスマートフォンの小さい画面に表示するような感じでしたが、今はだいぶタッチパネル前提の見た目に変わっている印象でした。
  
  
私の場合、出版の原稿フォーマットがWordであったり、FXの検証データをcsvデータで出力してマクロで集計したい等の関係でExcelが都合良かったりしているところから、仕事におけるドキュメント系はOfficeアプリの方が都合の良い環境にいるので、「Office 365 Solo」を契約しています。

作成する文書にもよると思いますが、WordやExcelに関して言えば、もちろんPC上での作業効率と比べたらPCの方が上ですが、個人的には折りたたみ式キーボードと組み合わせての作業であれば、短期間の出張であれば十分対応できると思います。
  
  
ただ最後に、現状を言うと、やはりノートパソコンは出張時、持ち歩いている事の方が多いです。

私の出張期間は大体4~5日間の事が多いのですが、その間、先に挙げた3つの事(特にドラクエ)は、やりたいと思った時にすぐできないと精神的にストレスが溜まるから。。。><

なので、大体1~3日間までの出張だと、パソコンを持って行かずに問題なく過ごせる、といった感じで、気楽にできる範囲から自分で検証してみる事がまずは必要なのかな・・・と思います^^



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ABOUTこの記事をかいた人

角田 和将(Tsunoda Kazumasa)

速読コーチ/ビジネス書著者/認定テクニカルアナリスト(CFTe®)

著書に6ヶ月で10万部を超えるベストセラーとなった「1日が27時間になる!速読ドリル(総合法令出版)」をはじめ、『速読日本一が教える すごい読書術』(ダイヤモンド社)、『出口から考えるFX』(パンローリング)などがある。著者累計は15冊で33万部超え。