BLOG:速読トレーニングなしでも実践できる、プライミング効果を活かした速読技術

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角田です。久々の更新となりました。

ご購読いただいている皆様、大変申し訳ありませんでした。。。

今年は速読講座のコンテンツを拡充させることに集中しており、今まで以上に表に出ない動きとなっております。

メルマガについては、私と相性が良いみたいで、変わらず原則毎日配信を続けておりますので、まだ購読されていない方は、この機会にメルマガ登録していただけたら嬉しいです。
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メルマガは原則毎日配信している傍ら、ブログのほうが全然更新されていませんでした。。。

出版の予定が直近しばらくはない状態なので、自分の中にある暗黙知に気づいた部分のネタはストックされているのですが、気づくと「今やっている速読講座のコンテンツに入れよう」または「今日のメルマガ記事で」と考えてしまって、全然その他の媒体で情報発信をしていない状態に。。。

さらに言えば、外部媒体への寄稿やVLOGなど、純粋なブログ記事の投稿がない状態だったので、「これは意識的に書いていかないと、ずっと更新できないままになりそう…」と思い、記事を書こうと思った次第です。

直近は大体1ヶ月に1記事ペースでアップしていければと考えていますので、引き続き皆様ご購読いただけましたら嬉しく思います。
(更新間隔が空く分、アップする記事は書籍の原稿執筆を意識して、魂込めて書きたいと思います!)
  
  
今日は「プライミング効果を活かした速読技術」について、まとめていきます。

この技術は、特別なトレーニングをしていなくても、知っているだけで実践できるものなので、ぜひ実践してみてください。
  
  

プライミング効果とは?

「プライミング効果」という脳の特徴があります。

これは無意識のうちに、先に与えられた刺激(先行刺激・プライム)が、後続する刺激の処理に影響を及ぼす特徴です。

たとえば「10回クイズ」という、同じ言葉を10回言った後にクイズに答えるゲームがあります。

Aさん:「将棋って10回言ってみて!」

Bさん:「将棋、将棋、将棋、…、将棋」

Aさん:「線を書くときに使うのは?」

Bさん:「定規!」

Aさん:「正解は…鉛筆(ペン)でした^^」

といったような感じですね。
  
  
このように、「将棋」という先行刺激があるために、「しょうぎ」に似た「じょうぎ」という言葉が思い浮かんでしまう現象を起こしているのがプライミング効果です。

この特徴を速く読むことに応用していきます。
  
  

パラパラとページをめくってプライミング効果を引き出す

勉強をする際、予習をしてから勉強すると理解しやすく感じるのも、一度見たものを二度目に見たとき「見やすい」と感じやすくなるプライミング効果の影響によるものです。

この特徴を速読に応用する手段に「ページをパラパラめくる」方法があります。

見開き2ページを2~3秒くらいでパラパラめくって、「一度見た」という状態を先につくり、先行刺激がある状況で、二度目の読書をしていくのです。

パラパラめくっている段階で、断片的に目に入った言葉が先行刺激(プライム)として脳内に残り、二度目に読んだ際、「さっき見たときに、これ書いてあった!」となる部分ができ、普通に読むよりも、読みやすさが増します。

つまり、普通に読んでいるときよりも「読みやすい」と感じる分、いつもより速く読み進めることができるようになるのです。
  
  
ただ、何も考えずにページをパラパラめくっているだけだと「よくわからない…」となってしまう可能性があります。

そうならないようにするために、取り組む前に、パラパラめくろうとしている本を読みたいと思った理由や目的を明確にしてから実践してください。

読みたいと思った理由や目的に関わるキーワードを見つける目線を持つことで、「文章が読めない…」と考えてしまうことから、「キーワードがあった!」に意識が向くようになります。

読む理由や目的が特にない場合は、本のタイトルや帯に書かれている言葉をキーワードにするといいでしょう。
  
  
この速読技術は、キーワードが明確にできる場面であれば、仕事でも活用できます。

たとえば途中からプロジェクト参画することになったとき、今に至るまでの経緯などを資料確認して、現在のプロジェクトの流れに乗ることを求められます。

過去の経緯情報をインプットするとき、わからない言葉があっても深追いせず、まずは資料上に頻出するキーワードを見つける目線でパラパラめくりながら、どんどん先行刺激を与えていくのです。

先行刺激の影響を受けている状態でプロジェクトにいると、既に目にしたことのある情報に対しては、完全にわからない状態よりは余裕を持って対応できます。

イチから資料をじっくり読んで準備する時間がない場合、プライミング効果を活用することで、資料を読む時間を短縮しながらも、時間をかけて読み込むのに近い状態に持っていくことができるのです。
  
  
もちろん、パラパラめくっているときは文章自体を読んでいるわけではなく、あくまでも「読めた感」が増しているだけなので、もう一度普通に読む必要はあります。

しかし、プライミング効果がない状態で1回読む時間よりも、プライミング効果を引き出す時間と先行刺激がある状態で読む時間の合計のほうが、かかる時間は短くなるので、結果的には速く読めて、理解も深めることができるでしょう。
  
  

プライミング効果をアウトプットに活かす

このプライミング効果、見方を変えれば、一度見た情報は必ずインプットされる特徴と考えることもできます。

「見たことがある」と思えるのは、見た情報が脳内にインプットされているからです。
  
  
ただ、人は基本的に忘れる生き物です。

いくら先行刺激を与えたからといって、後続の刺激が数日後や数週間後となると、おそらく「見たことがある」と思える部分はほとんどないでしょう。

「時間が経てば忘れるのが当然だ」と考えると、パラパラめくった後の二度目の読書は、なるべく間隔を空けずに実践したほうが効果を発揮できます。

記憶定着の観点でも、忘れる前に読み返すことで、反復学習の効果を引き出し、復習にかかる時間を減らしていくことができるのです。
  
  
記憶の観点で考えると、欠かせないことがアウトプットです。

やはりアウトプットをした場合と、しなかった場合では、記憶の定着度合いは大きく変わります。

先程のパラパラページをめくる方法に対するアウトプットでわかりやすいやり方は、前提として「ページをパラパラめくる前に、読む理由や目的を明確にする」ことを挙げましたが、その目的に対するアウトプットを実践することです。
  
  
具体的なアウトプット方法自体は、自分が「やりやすい」と思える方法でいいのかなと思いますが、私がやっているアウトプット方法については、現在アウトプット術のコンテンツを製作中なので、そちらをお楽しみにしておいていただけたらと思います^^

アウトプット術コンテンツができたら、速読講座の受講生・修了生以外の方に対しては、おそらく私のメルマガで紹介することになると思いますので、このあたりの内容にご興味ある方は、メルマガ登録しておいてください。

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【ご参考:脳の特徴を活かした速読術や記憶の関連記事】

(レミニセンス現象から考える、記憶や暗記に対する速読の活かし方)
https://limixceed.co.jp/blog/archives/2034

(右脳型速読術と左脳型速読術の基本)
https://limixceed.co.jp/blog/archives/2611



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ABOUTこの記事をかいた人

角田 和将(Tsunoda Kazumasa)

速読コーチ/ビジネス書著者/認定テクニカルアナリスト

著書に6ヶ月で10万部を超えるベストセラーとなった「1日が27時間になる!速読ドリル(総合法令出版)」をはじめ、『速読日本一が教える すごい読書術』(ダイヤモンド社)、『出口から考えるFX』(パンローリング)などがある。著者累計は10冊で27万部超え。